2025年に開業110周年を迎える東京ステーションホテル。
国の重要文化財である東京駅舎の中にあり、長きにわたり、多くの人に愛されてきた歴史あるホテルです。
しかし、1泊10万円を超える部屋も多く、安く泊まることが難しいのが難点。
その中でも比較的安く泊まれる部屋が「クラシック」タイプの部屋。
東京駅のホームに隣接しているため、部屋からの眺望が望めない分、値段もお手頃です。
これまで東京ステーションホテルに10回以上宿泊している中山夫婦が、クラシックタイプの部屋に実際に泊まった感想をレビューします。
気になる電車の音についても詳しく解説。
ぜひ最後まで読んで、東京ステーションホテルの部屋選びの参考にしてください。
東京ステーションホテルの部屋タイプ一覧表(タップすると開きます)
| 部屋タイプ名 (中山夫婦の宿泊回数) | 面積 | 定員 | 最低料金 (1泊大人2名) | 説明(公式サイトの引用/中山夫婦が泊まった感想やツアーで聞いた情報) |
| クラシック コンフォートクイーン | 26.00m² | 1~2名 | 53,486円 | ヨーロピアンクラシックを髣髴とさせる高い天井や縦長窓に加え、機能性も配慮。ビジネスでの滞在にも快適におくつろぎいただけるゲストルームです。 / JR中央本線高架ホームが隣接している部屋で、景色は望めません(電車が見えるわけではない)。電車の音が若干聞こえます。 |
| クラシック クイーン | 23.00m² | 1~2名 | 54,648円 | |
| クラシック スーペリアツイン | 47.00m² | 1~2名 | 76,750円 | |
| クラシック コンフォートツイン(2回) | 36.00m² | 1~2名 | 66,600円 | |
| クラシック スーペリアツイン【喫煙】 | 47.00m² | 1~2名 | 73,834円 | |
| シティビュー クイーン | 26.00m² | 1~2名 | 59,746円 | 駅舎の形を活かして南北に配したユニークな客室。首都の風格を漂わせる丸の内の街並みを、いつもとは異なる角度からじっくりと眺められます。 / 南北のドームの外側。斜めから丸の内の街並みを見ることができます。 |
| シティビュー スーペリアキング | 40.00m² | 1~2名 | 80,960円 | |
| シティビュー キング | 40.00m² | 1~2名 | 80,960円 | |
| シティビュー コンフォートキング | 40.00m² | 1~2名 | 90,714円 | |
| シティビュー コンフォートツイン | 40.00m² | 1~2名 | 90,714円 | |
| ドームサイド キング | 30.00m² | 1~2名 | 63,938円 | 南北の丸屋根ドームに沿ってレイアウトされたユニークな客室。カーテンを開けると、復原されたドーム内のレリーフや人々の行き交う様子を思い思いに眺められる、駅舎内のロケーションを生かした唯一無二の空間です。天井高が約4mと客室の中で最も高く、ゆったりとおくつろぎいただけます。 / 南北のドームの内側。眼下には改札が見える、東京ステーションホテルならではの部屋。中山夫婦おすすめで、最も多く宿泊している。 |
| ドームサイド コンフォートツイン | 30.00m² | 1~2名 | 63,938円 | |
| ドームサイド コンフォートキング(2回) | 30.00m² | 1~2名 | 66,396円 | |
| ドームサイド スーペリアツイン(3回) | 44.00m² | 1~2名 | 84,744円 | |
| ドームサイド スーペリアキング | 44.00m² | 1~2名 | 84,744円 | |
| パレスサイド コンフォートツイン | 34.00m² | 1~2名 | 76,550円 | 全長335mの駅舎の皇居側に位置する客室。皇居側に面しておりますが、皇居外苑景色を直接ご覧いただけません。 / 皇居側でも端の方なので、確かに皇居は角度的に見えませんでした。 |
| パレスサイド コンフォートキング | 34.00m² | 1~2名 | 78,502円 | |
| パレスサイド スーペリアツイン(1回) | 40.00m² | 1~2名 | 80,960円 | |
| パレスサイド スーペリアキング | 40.00m² | 1~2名 | 80,960円 | |
| パレスサイド デラックスツイン(1回) | 45.00m² | 1~3名 | 92,942円 | |
| 【LIBERTY】HERA(ヘラ)ルーム(パレスサイド コンフォートキング) | 34.00m² | 1~2名 | 115,770円 | イギリス本国の LIBERTY デザインチームによってコーディネートされたコンセプトルーム。既存の客室デザインを残しつつ、LIBERTYファブリックを取り入れることで、ホテルに新たな息吹を吹き込みました。 / 2025年4月1日から宿泊できるようになった新しい部屋タイプ。 |
| パレスビュー スーペリアツイン | 40.00m² | 1~2名 | 87,354円 | 丸の内側でホテル中央付近に位置する客室。縦長窓の外には、開放感あふれる駅前広場と、皇居へと真っすぐ延びた行幸通りの景色。50㎡以上の広々とした客室タイプもご用意 / パレスサイドは皇居が見えませんが、こちらは見えることをウリにしています。 |
| パレスビュー プレミアムツイン | 52.00m² | 1~3名 | 103,224円 | |
| パレスビュー プレミアムデラックスツイン | 55.00m² | 1~3名 | 113,666円 | |
| パレスビュー プレミアムデラックスキング | 55.00m² | 1~3名 | 113,666円 | |
| 【LIBERTY】JADE(ジェイド)ルーム(パレスビュー デラックスツイン) | 52.00m² | 1~2名 | 165,270円 | イギリス本国の LIBERTY デザインチームによってコーディネートされたコンセプトルーム。既存の客室デザインを残しつつ、LIBERTYファブリックを取り入れることで、ホテルに新たな息吹を吹き込みました。 / 2025年4月1日から宿泊できるようになった新しい部屋タイプ。 |
| サウスウイング スーペリアツイン【喫煙】 | 40.00m² | 1~2名 | 86,302円 | 丸の内側の中でも、ホテルの南ウィング部分に位置する客室。ホテルの中心から離れているため、静かでまるで別館にいるような気分に。客室廊下の階段を使えば東京駅への行き来にも便利です / 珍しい喫煙可能な部屋タイプです。 丸の内南口側の3階、レストランエリア真上に位置します。 |
| サウスウィング デラックスキング【喫煙】 | 46.00m² | 1~2名 | 94,722円 | |
| サウスウイング プレミアムツイン【喫煙】 | 50.00m² | 1~3名 | 101,300円 | |
| メゾネット キング | 65.00m² | 1~2名 | 114,962円 | 都内では珍しい2階建ての客室。リビングルームと寝室に分かれ、丸の内の景観を眺めながらゆったりとお過ごしいただける空間です。プライベート感があり、もう一つの我が家のようにおくつろぎいただけます。 / 1階がリビング、2階がベッドルーム。トイレも2つある。 |
| メゾネット ツイン(4回) | 65.00m² | 1~2名 | 114,962円 | |
| ジュニアスイート キング | 58.00m² | 1~2名 | 116,582円 | 東京駅丸の内駅舎のほぼ中央にある客室。58㎡とゆとりのある空間で、奥にリビングエリアを設けています。広場から皇居へと続く美しい景色が目の前に広がります。 |
| ジュニアスイート ツイン | 58.00m² | 1~2名 | 121,440円 | |
| メゾネットスイート キング | 72.00m² | 1~2名 | 233,770円 | 客室の中に階段がある2階建て〈メゾネット〉のスイート。船のような丸窓や電車が見えるなど、個性的な設えになっています。外の光がふんだんに差し込む2階のベッドルームで目覚める朝は、ホテルのようで我が家のような不思議な気分です。 |
| メゾネットスイート ツイン | 120.00m² | 1~2名 | 354,200円 | |
| アンバサダースイート キング | 95.00m² | 1~2名 | 409,858円 | 最上階にあたる4Fに2室しかない特別感のあるスイート。広いリビングとベッドルームに分かれており、ゆったりと心地良くお過ごしいただけます。ブロアバスで疲れを癒した後は、丸の内の景色を眺めながらリビングルームでのんびりくつろいではいかがでしょうか。 |
| アンバサダースイート ツイン | 95.00m² | 1~3名 | 409,858円 | |
| インペリアルスイート | 173m² | ?? | ?? | 東京駅丸の内駅舎の中央に位置する特別室。イエローゴールドを基調に、リビング・ベッド・バスルームの全てが上質に彩られた空間です。リビングの窓からは、皇居に向かって真っすぐに伸びる行幸通りの素晴らしい景色が広がります。寝室のライティングエリアには百年前の美しい赤煉瓦壁も。まさにラグジュアリーなスペースです。 / 電話で問い合わせないと価格すらわからない唯一の部屋。1泊100万円程度とのこと。 |
•料金は2026年1月4日時点で、宿泊日未定の1泊2日、大人2名、1室で検索したときの最低料金です。
•税・サービス料込みの価格です
•基本は禁煙室です。
クラシックの特徴
クラシックタイプは東京駅側に面した客室です。
東京駅側に面した低価格帯の部屋
東京駅のホームに隣接しているため、部屋からの眺めは望めません。
公式サイトでも、以下のような注意書きが記載されています。
東京駅のホームが隣接しているため、クラシックのお部屋から眺望は望めませんので、何卒ご了承くださいませ。
公式サイトより
位置によっては、駅のホームや電車が少し見えることもありますが、シルエット程度です。
また、一口に「クラシック」と言っても、広さと価格帯はいろいろ。
| 客室タイプ | 広さ | 天井高 | 定員 | 最低価格※ |
|---|---|---|---|---|
| クラシッククイーン | 23m² | 2F: 3.7m | 1〜2名 | 54,648円 |
| クラシックコンフォートクイーン | 26m² | 2F: 3.7m 3F: 3.0m | 1〜2名 | 53,486円 |
| クラシックコンフォートツイン | 36m² | 2F: 3.7m 3F: 3.0m | 1〜2名 | 66,600円 |
| クラシックスーペリアツイン | 47m² | 3.0m | 1〜2名 | 76,750円 |
※価格は2026年1月4日時点で、宿泊日未定の1泊2日、大人2名、1室で検索したときの最低料金
眺望と広さの両面において、他の部屋タイプと比べて見劣りする分、安価傾向にあるため、一定の人気を博しています。
ゆう23m²でも天井高が3.7mもあるとそこまで狭くは感じないはず。
実際、ドームサイドの30m²は狭く感じませんでした。
電車の音はかすかに聞こえる
部屋タイプ「クラシック」の特徴は東京駅のホームに隣接していること。
そのため、電車の音が気になる人もいるでしょう。
クラシックタイプの部屋は二重窓を採用し、防音のための工夫がなされています。
そのおかげで駅のホームに隣接しながら落ち着いた空間が作り出されています。


しかし、かすかに「ゴーッ」という音が聞こえるので、気になる人は気になるかもしれません。
二重窓といえど、うっすらと見える隣接したホームからの電車の音は防ぎきれませんでした。
終電の時間までそれなりの頻度で音が聞こえるので、全く音が聞こえない静かな環境を求めるなら、ドームサイドやメゾネットへの宿泊をおすすめします。
ちなみに、ポーターさんに聞いたところ、一番人気の客室は我々もオススメしているドームサイドとのこと。
ドームサイドに泊まったレポートはこちらをご覧ください。





ドームサイドであれば、改札に面しているため電車の音は聞こえません。
人の声や足音も聞こえず静かです。
コスパの良さで人気
クラシックタイプの部屋は、他のタイプの部屋に比べて安く泊まれるコストパフォーマンスの良さで人気。
2026年2月4日現在で、2026年の3月まではほぼ満室。
クラシックに泊まりたいと思ったら早めに予約することをおすすめします。



ポーターさんに聞いたところ、3か月以上先の日程で予約するお客さんも多いようです。
なので、泊まりたいと思ったら満室になる前に早めに予約しましょう。
クラシックの部屋の様子
クラシックタイプの部屋の設備やアメニティを解説します。
今回は、クラシックの中でも「クラシック コンフォートツイン」(36m²、3Fなので天井高3.0m)に宿泊したときの記録です。
リビング
先述の通り、クラシックタイプの部屋は東京駅のホームに隣接しているため、部屋からは本当に何も見えません。


しかし、窓は大きいので、光はよく入ってきます。
明るさがコンパクトな部屋を広く見せる秘訣なのかもしれません。





東京駅の中にある以上、そういう部屋があるのは仕方ないこと。
そういう部屋だと事前に心の準備をしておきましょう。
クローゼット




クローゼットは高さも広さもしっかり取られています。
リセッシュ、アイロンも完備されているので、きっちりと清潔感溢れる装いにしたい人も安心です。
使い捨てスリッパも人数分用意されています。
傘まで用意されているので、急な雨の中ホテルの外に出なければいけないときに助かります。



ホテルの中のレストランを利用する前、スーツにアイロンを掛けられるので、パリッとした装いでレストランに向かうことができます。
洗面所




洗面所も広々。洗面所なのに、開放感のあるつくりです。
コンパクトなつくりの部屋だとは分からないほど。
拡大鏡もあり、洗面台が広いので、メイク道具を広げてのお化粧も楽。




洗面所にも、東京ステーションホテルのオリジナルソープセットが。
側面のラベルは切符をイメージしたデザイン。
ここに、東京駅の中にある、東京ステーションホテルらしさを感じます。


歯ブラシなどはドライヤーと一緒に置いてあるアメニティボックスに収納されています。
高級感あるボックスに入っているので一見してアメニティが入っているとは分かりません。



化粧水も用意されているので、女性も安心。
リビング




リビングには大きなテレビ、デスク、鏡が完備。
デスクは小さなノートパソコンであれば広げて作業ができるくらいの大きさ。
原稿用紙風のメモと、ロゴ入りのボールペンも置いてあるので、デスクで泊まったときの思いを書き綴るのもよいでしょう。


デスクの引き出しには、防災の手引きや宅配便の伝票、お土産としてのステッカーなどが入っているので、開けて中を確かめておくことをおすすめします。



宅配便の伝票や、防災の手引きなどが入っていると、安心感があります。
一流ホテルの心遣いを感じます。
ミニバー


ミニバーと冷蔵庫も充実の品揃え。
湯沸かしケトルは、ティファールではなく、デロンギです。
デザインがおしゃれなので、より洗練された雰囲気です。
水は冷蔵庫に2本、常温で2本ありました。


ティーバッグの紅茶、ドリップコーヒーは無料で飲めますが、冷蔵庫や引き出しのお酒やジュース、スナックは有料なので気を付けてください。
有料のものを飲食したときには、チェックアウト時に精算を忘れずに。



紅茶やコーヒーを飲むときに、お水でお湯を沸かすので、1人2本お水がついてくるのはありがたいです。
トイレ


トイレは奥行きがあります。
おなじみの、トイレットペーパーのエンボス加工も健在。


泊まるときにはぜひここにも注目してください。



東京ステーションホテル独自の工夫がトイレでも光るとは……。
バスルーム


クラシックでも、バスルームも洗い場と浴槽が別になっています。
バスタブも広々、ゆったりサイズなので、足を伸ばして、ゆっくりと疲れを取ることができます。
シャワーは天井に備え付けてあるオーバーヘッドシャワーと、ホースのシャワーとあり、ライフスタイルに合わせて選べます。


ボディソープやシャンプーはバスルームにも置いてあるので、安心してたっぷり使えるのが嬉しいポイントです。



夜も朝もお風呂に入りたい人も安心してしっかりとボディソープやシャンプーを使えます。
ベッド


ベッドもゆったりサイズ。
コンパクトな部屋でありながら、ベッドがこのゆったりサイズなのは嬉しい。
枕も大きさ違いで2つ、抱き枕も用意されているので、様々な寝方にフィット。
貸出してくれた灰色の毛布は、なんと西川の毛布。
前回宿泊したときよりグレードアップしていました。



ベッドは大の字で快適に寝転がることができる広さ。
そんなベッドを2台置いても部屋が広く感じるので驚きです。
まとめ
東京ステーションホテルの中でも、安く泊まれるクラシックタイプ。
公式サイトでも注意書きがあるように、東京駅のホームに隣接しているため、部屋からの眺望は望めません。
しかし、東京ステーションホテルの雰囲気やおもてなしをコスパ良く堪能することができるので人気の客室です。
コンパクトな部屋ながらも妥協のない機能性により、ゆったりとした余裕のある時間を楽しめます。
落ち着いた空間で上質なひとときを過ごしてみてください。
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