東京駅の駅舎の中にある東京ステーションホテル。
東京ステーションホテルには10店以上のレストランがあり、接待や記念日など、特別な日に利用したいお店ばかりです。
その中でも、地下1階にある「日本料理・鉄板焼き しち十二候」は、本格的な和食と鉄板焼きが楽しめるお店として知られています。
しかし、駅舎に内在するというホテルの特性や一流ホテルのレストランという敷居の高さから、利用するにあたって、以下のような疑問が出てくるのではないでしょうか。
- 地下1階って、どうやって行くの?
- 高級そうだけど、どんな服装で行けばいい?
- 鉄板焼きと懐石料理、どっちがおすすめ?
この記事では、東京ステーションホテルに10回以上宿泊し、レストラン利用は20回を超えるTSHマニアの中山夫婦が、「しち十二候」の魅力やアクセス、ドレスコード、おすすめ料理まで徹底解説します。
しち十二候はどんなお店?

東京ステーションホテル地下1階の日本料理店
しち十二候は和食レストランです。
懐石料理だけでなく、鉄板焼きも提供しています。

東京ステーションホテルの地下1階に入っているので、ロビーラウンジのようにあまり目立つことはありません。
東京駅らしい眺めを見ることはできませんが、その分、東京ステーションホテルに入っているレストランの中では穴場の1つです。
ランチとディナーが楽しめるお店
ランチの時間は、以下の通り。
- 平日:11:30~14:30 (14:00 ラストオーダー)
- 土・日・祝日:11:00~14:30 (14:00 ラストオーダー)
また、ディナーの時間は以下の通りです。
- 17:00~22:00 (20:00 ラストオーダー)
ただし、ドリンクのラストオーダー は21:30
日本料理店らしい高級感ある雰囲気
白を基調としている店内は、高級感があり洗練された雰囲気。
カウンター席は、通路とのれんのようなもので仕切られています。

そのため、テーブル席の混雑があまり気になりません。
半個室とまではいきませんが、静かに落ち着いて料理を楽しめるのはとてもありがたいポイントです。
さすがに混雑する時間は、案内する係の人やお客さんの声が聞こえますが、視界には入ってこないのでその分ゆったり過ごせます。
ゆうお肉も野菜も焼く鉄板焼きのカウンター席も白を基調としていて清潔感があるのでびっくり。



鉄板は一組ごとにきれいに磨いているそうです。
鉄板焼きは早めの時間の予約が吉
鉄板焼きの場合、目の前がすぐ鉄板で、シェフが食材を焼いてくれるのを間近で見ることができます。
しかし、鉄板焼きを目からも楽しめるカウンター席は8席しかないので、2組~3組利用する人がいるともういっぱいに。


鉄板焼きならではの料理風景を見るためには、予約が必須。
五感をフルに使って鉄板焼きならではの光景をを楽しむことができます。


また、前のグループが調理に時間がかかるコースの場合、待たされることもあるため、開店と同時の11:30(休日は11:00)の枠で予約することをおすすめします。






忙しくなければ焼いているシェフの方と会話を楽しむこともできます。
しち十二候へのアクセスは?
しち十二候は東京ステーションホテルの地下1階にあるレストラン。
東京駅の地下1階への行き方を2通り解説します。
丸の内南口から階段を降りる
東京駅の丸の内南口改札口を出ると、正面に「東京ステーションホテル スパ&レストラン」というエントランスがあります。


階段を降りることになりますが、地下1階のレストランに行ける最短経路がこのエントランスです。
地下1階では、「イタリア料理 エノテカノリーオ」や「焼鳥 瀬尾」、「中国料理 燕」の前を通ったうえで、「しち十二候」に辿り着けます。


通路には、2012年に復原工事が行われるまでの間、東京駅舎を支えていた松の木や杭が展示されています。


東京駅や東京ステーションホテルの長い歴史を感じながら、「日本料理 しち十二候」に入店しましょう。


ホテルの入り口から中央エレベーターを使う
階段を降りるのが大変という方は、少し遠回りになりますが、エレベーターで地下1階に向かうことも可能です。
同じく東京駅丸の内南口改札口を出て、右手奥に見えるホテルのサブエントランスから入ります。


道なりに進むと、右手に最初に見えてくる「中央エレベーター」で地下1階に降りることができます。
(隣にある「客室専用エレベーター」では、地下には行けないので要注意)


地下1階に降りると正面にフィットネスクラブが見えますが、左手にトイレ、その奥に4つのレストランが並んでいます。



階段を使う場合とエレベーターを使う場合で、地下1階に降り立つ場所が違うので注意しましょう。
【注意】レストラン&宴会の入り口ではない
勘違いしやすいのが、丸の内南口改札口を出て左手に見える「東京ステーションホテル 宴会場&レストラン」入り口。


レストランの入り口と書かれていますが、この入り口から行けるのはカメリアやブラン・ルージュなどの2階のレストランです。
そのため、地下1階にある「日本料理 しち十二候」にはこちらの入り口からは辿り着けません。
この入り口から入ってエレベーターで地下1階に行くと、東京ステーションホテルのウエディングサロンに着いてしまいます。



しち十二候に辿り着きたければ、丸の内南口改札を出て中央の階段!
改札を出て左側に見える入り口はNGです。
しち十二候のドレスコードは?
他のレストランと同じスマートカジュアル
しち十二候のサイトでは、特別なドレスコードを設けていません。
しかし、東京ステーションホテルのよくある質問を見ると、以下のように書かれています。
トラヤトウキョウを除くすべての店舗で、スマートカジュアルのドレスコードを設けております。男性のショートパンツ、ランニングシャツ、サンダルでのご来店はお控えください。
「スマートカジュアル」といっても、皆さんがどういう服装で利用しているのかは気になるところ。
ホール席や鉄板焼きのカウンター席ではカジュアルな服装で料理を楽しんでいる人が多いです。
しかし、しち十二候は個室で結納や顔合わせなどが行われていることも。
そのためフォーマルな服装で訪れる人もいます。
雰囲気を壊さないためにも、ビーチサンダルやダメージジーンズといった、過度にカジュアルな服装は避けておいた方がよいでしょう。
鉄板焼きではニオイ対策がバッチリ
しち十二候で鉄板焼きを楽しむ場合、気になるのは調理中の匂いです。
まず、お店の入り口で外套を預けることができ、席につくと荷物に布をかけてもらえます。


その後、調理が始まりますが、驚きなのは焼いている時に出る煙の少なさ。
鉄板の上に排気口があるため、その吸引力がすごいのか煙が客のほうに来ることはありませんでした。


1時間くらい料理を楽しみましたが、服に匂いがほとんどつきませんでした。
しかし、気になる人はなるべくしっかり洗える服を選ぶとよいかもしれません。



鉄板焼きのカウンター席はのれんで仕切られた場所にあるため、ホール席や個室に鉄板焼きのにおいが蔓延することはありません。
しち十二候ではどんな料理が食べられる?
しち十二候は日本料理と鉄板焼きのお店。
ホール席と鉄板焼き席が分かれているということもあり、2つのお店が同居しているような料理のラインナップです。
鉄板焼きがおすすめ
我々がこのしち十二候でおすすめするのは、鉄板焼きです。
東京ステーションホテルのレストランの中ではお手軽な価格帯にあたる4000円台から、おいしいお肉を味わうことができると同時に、シェフの肉焼きパフォーマンスを楽しむことができます。
| 提供時間 | メニュー・コース名 | 価格 (税込) | 内容・特徴 |
| ランチ | 隠岐牛薄切りステーキランチ | 4,840円 | 隠岐牛の薄切りをメインとした手軽なランチ |
| ランチ | 和牛ステーキ膳 | 5,800円 | 黒毛和牛赤身ステーキ(150g)、サラダ、焼野菜、ご飯 |
| ランチ | シェフズランチ | 7,260円〜 | メイン(モモ/サーロイン/ヒレ)を選択するコース |
| ディナー | シェフのおまかせコース | 30,250円 | 鮮魚と隠岐牛ステーキ、特製ガーリックライスのフルコース |
| ディナー | セレクトコース | 11,050円〜 | 基礎セット(6,050円)にお好みの隠岐牛・魚介を自由に組み合わせ |
| ディナー | ポーターハウスコース | 120,000円 | 【4名1組/限定】 約1.7kgの骨付き隠岐牛を堪能する特別プラン |
過去に2回、鉄板焼きを食べに行き、同じシェフの方とお話をしながら料理を楽しむことができました。



特に、隠岐牛薄切りステーキランチでは、
懐石料理が人気
鉄板焼きのシェフから聞いた話ですが、しち十二候は鉄板焼きよりも懐石料理が人気とのこと。
我々は鉄板焼きの魅力に毎回負け、懐石料理の予約をしたことはないですが、公式ホームページによれば以下のような料理が楽しめます。
| 提供時間 | メニュー・コース名 | 価格 | 内容・特徴 |
| ランチ | 海老天ぷら更科そば御膳 | 2,975円 | 天婦羅5点盛り、そば(温/冷)、先付、甘味 |
| ランチ | 一 膳 | 3,630円 | 本日のお魚料理、副菜3種、先付、ご飯、汁、甘味 |
| ランチ | 華松花堂弁当 | 5,929円 | 二段弁当(造里・焼物・揚物等)、先付、ご飯、汁、甘味 |
| 昼・夜 | 萌 (めばえ) | 9,680円 | 焼ごま豆冨、造里、焼物、炊合など(全10品) |
| 昼・夜 | 欅 (けやき) | 12,100円 | 萌の内容 + お凌ぎ・釜炊きご飯 |
| 昼・夜 | 檜 (ひのき) | 15,730円 | 欅をベースに、より厳選された食材を使用 |
| 昼・夜 | 楠 (くすのき) | 24,200円 | 欅の内容 + 強肴(特選黒毛和牛) |
| 昼・夜 | 桐 (きり) | 30,250円 | 楠をベースに、より厳選された食材を使用 |
| 昼・夜 | おまかせ | 36,300円 | 料理長特別会席 |
| ディナー | 逸品スタイル | 14,520円 | 【食べ放題】 先付け、前菜、お造り、おしのぎの後、30種のアラカルトを自由注文できる |
メニューと価格帯の幅が広いので、目的やニーズに合った選択が可能です。
公式サイトから席とメニューの予約ができるものの、メニューによっては
最低でも100円の割引があり、メニューや時期によっては10%超の割引があるため、まずは一休.comを覗いてみることをおすすめします。
まとめ
しち十二候のお店の特徴やドレスコード、お店へのアクセスについて細かく説明してきました。
この記事のポイントは以下のとおりです。
【お店の特徴】
- 東京駅直結、ホテル地下1階の隠れ家的な日本料理店
- 本格的な懐石料理と、目の前で焼き上げる鉄板焼きを提供
- 白を基調とした、清潔感と高級感のある洗練された空間
- ランチとディナーの両方で、幅広い価格帯のメニューを用意
【初心者におすすめのポイント】
- ホテル内では比較的リーズナブル(予約で5,000円前後~)
- シェフのパフォーマンスが楽しめる鉄板焼きカウンターが特におすすめ
- スマートカジュアルでOKなので、気軽に利用しやすい
- 丸の内南口改札から地下への専用エントランスが便利
- 予約は「一休.com」経由だと割引や特典があってお得

